メモ|ジャーナル

野村政之のメモとジャーナル

2017/2/5-8

2017.2.5

再びバスで松本へ。駅前の翁堂喫茶で好物のミートソーススパゲティを食べ、美ヶ原温泉方面のバスにのって松本民芸館へ。この路線のバスは母の実家に行くので、もう数え切れない程乗ってきたんだけど、民芸館は初めて訪れた。バス停の名前が「下金井民芸館口」だと記憶していたが「松本民芸館」になっていた。下金井っていわれても、だから、観光客レベル(オレも)にとってはこのほうがわかりやすい。

よく知らなかったのだが、この民芸館はもともと丸山太郎さんという方の私設のコレクションの博物館だったとのこと。それを僕が子供の頃に松本市に寄贈した。松本の魅力の一つは民藝やクラフトの文化にあるから、とても大事な文化資源だ。

何で今さらここを訪れたかというと、この数年縁の深い、沖縄、鳥取、松本、あるいは駒場も含めて、いずれも民藝に関わる土地だからというのが一つある。

民芸館の中に、松本市の基幹博物館整備計画みたいな企画書が置いてあったのでしげしげと眺めた。松本城の脇にある市立博物館を新築移設するというプランがあるようだ。これもよいと思う。松本だけでなく、もっと日本の各都市は、地元の歴史を広い半径で捉えて、きちんと表現するべきだと思う。沖縄県立博物館や、福岡市立博物館のようなのが松本にあったら、それはとてもよい。1月に松本市立博物館にも初めて行ったのだが、ちょっと足りないというか、古かった。

民芸館をあとにして、山辺ふれあい館白糸の湯へ。入浴料300円で、地元の人たちが普段使いしているようだった。浅間の温泉にはよく言っていたが、美ヶ原温泉の立ち寄り湯に入るのは、大人になってからは初めてだと思う(旧ヘルスセンター/美ヶ原温泉ホテル翔峰に、母の実家の宴会で行って風呂に入るとか、子供のころはあった)。

その後、中町のまるも喫茶に行って、信毎や市民タイムス、日和などを読んでなんとなく地元の情報をチェック。民芸っぽい雰囲気で有名なまるもの喫茶も実は初めてだった。

ある意味観光っぽいが、そういうことをおさえて地域のことを知るというか、きちんと松本を他人の距離感で観てみたいという感じ。今後も帰省したら、地元を観光客の距離感で回ってみるつもり。

実家に帰宅。

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2017.2.6-7

昼は実家近くのデニーズで仕事をして、あとは母の手伝い?お助けをして、いた。夜に、ザ・プロフェッショナル倉本聰)とか、なんとなく話題になっているドラマ『カルテット』などを見た。実家に居る時以外、テレビを見ない。

実家で昔の将棋の本を若干漁った。フランクフルトの将棋サークルをしているセバスチャンさんにあげるためいくつか選ぶ。90年代中盤オレは凄い数の将棋の本を買っていた・・

 

2017.2.8

朝のあずさに乗って東京へ。そのまま四谷三丁目の国際交流基金に行ってインタビューの仕事。